北野武の略歴
北野武【ビートたけし】は、東京出身のタレント。
小学校時代、野球好きであった彼は、成績優秀でスポーツ万能、ひょうきんな性格と三大要素をすべて持ち合わせていたという。
明治大学へ進学するも卒業証書はもらっていない。
1974年頃にビートきよしと漫才コンビ【ツービート】を結成。お笑い界で成功する。
その後、様ざまの分野【お笑い、映画監督、俳優、作家等】で幅広く活躍し現在に至る。
縦横無尽のギャグと鋭い風刺で、テレビを席巻し続けるビートたけし。
彼の最大の武器は、本質をついた言葉である。
間違いなく歴史に名を残すであろう人物、北野武。
その数々の名言に学んでいきたいと思う。
【国】日本 (東京都足立区)
【生】1947年1月18日
心に響く偉人の言葉
北野武の名言に学ぶ
★他人への気遣いで大切なのは、話を聞いてやること。
★努力すれば、きっとなんとかなるって、そんなわけないだろう。一生懸命やればなんとかなるほど世の中甘くないってことは、親とか周囲の大人が一番知ってんじゃねえか。必死にやってもうまくいくとは限らなくて、どうにもならないこともある。それが普通で当たり前だってことの方を教えるのが教育だろう。
★勉強するから何をしたいか分かる。勉強しないから何をしたいか分からない。
★遊ぶのも一生懸命遊ばなきゃおもしろくねーだろ。
★(仕事の取り組み方について) 一生懸命やったことをみんなに分からせるようなわざとらしい行為は良くない。アイツ遊んでんなという風に見えるけど、よく見たら努力しているというようなそういう人間になって欲しい。
★人生は楽しいことばかりじゃない。苦しいと思うことも生きている証だと思えば楽しめる。
★(ライブに) 客が来るうちは花だな。客が来なくなって辞めるのはいいんだよ。でも自分の生活が安定したから辞めるっていうのは泥棒だよね。
★どうせ死ぬんだから、せめて生きている間は楽をしよう、という考えは僕の場合逆でさ、どうせ死ぬとき楽になるんだから生きている間はとことん辛く生きよう、というのが僕の考え。
★ささやかな幸せを確保するにもめちゃくちゃ努力しなきゃだめだよ。生半可なことじゃないよ、道には罠がいっぱい仕掛けられてるんだからさ。
★場所を変えることは自分を変えることにはならないんだよ。どこにいても自分だけの問題で周りの景色なんかどうでもいい。
★いろんな仕事をやろうと思ったら、やっぱり基本がなきゃダメなことは多い。
★生きていればいいじゃんってこと。何もしないで死ぬのが一番嫌だな。
★どんなに売れても、300人、400人の客の前で上がらないようなヤツは芸人として感受性がないだろう。俺、今もすごい上がり症だしな。
★努力ってのは宝くじみたいなものだよ。買っても当たるかどうかわからないけど、買わなきゃ当たらない。
★あいつ、裏切った、裏切ったって心の中に毒持って生きてくより、相手にいいことしてやったっていう感覚でいるほうがいいんだ。だって、裏切りなんてこれからもじゃんじゃんあるんだから。それをいちいち自分の問題にして抱え込んでいたら大変なことになっちゃうもん。
★我々みたいのが天才のふりをするためには、捨てなきゃいけないものが一杯あるんだよね。
★なんに興味あるの ? って言ったら、やっぱ自分に一番興味あるしさ。何に腹が立つ ? って聞かれれば、やっぱ自分だしさ。誰が一番好きかって言えば、これも自分自身なんじゃないかね。
★今の社会は、人生とは何かとか、人間の生きる意味は何かみたいなことを言い過ぎる。若い人には、それが強迫観念になっている。何かとそういうことを言う大人が悪いのだ。自分たちだって、生きることと死ぬことの意味なんか絶対にわかってないくせに。
★昔から【運も実力のうち】なんて言葉がある通り、おいらも所詮人間の成功なんて運があるかどうかに尽きると思っている。
★(天才とは) 運と才能と、あと努力…。ごく普通のことを人一倍やった人だよ。そして運は必要だよ。
★成功の秘訣は、一番なりたいものじゃなくて、その人にとっては二番目か三番目の、違う仕事に就くこと。自分にはもっとやりたいことがあるんだけど、今すぐにそれをできる能力はないから違うことをやってます。それぐらい自分を客観的に見られるヤツのほうが、成功する可能性は高い。
★世間一般ではアニメオタクとかフィギュアオタクとか、秋葉原をうろついているやつらを何か差別的に指しているみたいで困るんだけど、ひとつのことにこだわって情熱を傾ける人たちをオタクと呼ぶとしたら、オタクになれるのは実にすごい事だと思うよ。
★芸人をやって映画監督をして、ビートたけしをして北野武でもいるという今の人生は、本当に疲れる。
★人は何か一つくらい誇れるものを持っている。何でもいい、それを早く見つけなさい。
★情報って誰が出してるんだってことですよ。広告をはじめ、いろんなところが、次はここに行かないといけないだとか、流れを作っていくわけですよ。それにみんな家畜のように、檻から檻へと動かされている。
★もう一回、人生をやり直せたとしても、苦しくても何でも、熱い人生を選ぶ。
★生まれながらにして、死ぬときの対応の仕方を模索していくのが、人生のような気がする。
★テレビは日本人をかなりダメにしたと思うね。でも大衆をダメにするものしか、たぶん儲からないんだ。
★変な言い方だけど、自分のために死んでくれる人間が何人いるよりも、そいつのためなら命をかけられるって友達が一人でもいる方が、人間としては幸せだと思う。
★全てはおふくろから始まった。
★やるべきことを普通にやる。それでいいんじゃないですか ? こだわりってそういうことでしょ。
★芸人だったら相手のレベルにチューニングを合わせてやって、喋れるようにしなきゃしょーがねーよ。
★俺の弟子になったからにはチャンスはやるけど、簡単に売れようと思うなよ。自力もつけないといけないし、名前的にも厳しいモノをしょってるぐらいのほうがいいだろう。芸人なら名前でも楽しんで笑えるぐらいじゃないといけない。
まとめ
たけしは、何事に対しても一生懸命であった。
仕事はもちろん、遊びも、とことん本気で遊んだ。
手抜きは一切しない。中途半端が嫌いであったという。
超多忙な毎日でも、たけしと、たけし軍団は寝る間も惜しんで朝まで遊んだ。
徹夜で飲んで、そのまま草野球の試合。
普通ならば、少しぐらい手抜きの試合になりそうだが、たけしはそれを許さなかった。
やるからにはとことん本気でやるのが、たけしのポリシーだったからである。
【一生懸命やるってことは努力しなきゃいけないってことなんだよ】
中途半端からは何も生まれない。
精一杯努力して最後までやりきってこそ、生まれてくるものがあると語っている。
ビートたけしは、私が小学生の頃に、オレたちひょうきん族のタケちゃんまんで大活躍していた。
当時、ドリフターズがやっていた【8時だよ全員集合】が絶頂期で、その裏というか脇というかそんな位置づけで、やっていたような記憶である。
そのタケちゃんまんが、まさか世界の偉人になるとは夢にも思っていなかった。
それから、現在に至るまで、様々な番組・映画等で大活躍されていることは言うまでもない。
良くも悪くも全力投球であったその生き様には何とも言えない説得力があり、今もなお人々を魅了し続けている。
彼がまとうオーラも凄まじいものがある。
そんな北野武と、同時代を生きていられることに感謝したい。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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